みなさん、こんにちは。日本は5月。梅雨の前の一番きれいで、気持ちのいい季節です。 今日はTLSの読解の授業について説明をします。どの国の学生も困っているのが読解です。「たくさん読めば読めるようになる!」本当でしょうか? TLSの読解の授業では、まず、キーになる文型、語彙を押さえた上で、わからない言葉や文法がある状態で進められます。なぜなら、読解文の全部の意味がわかる状態で受ける…READ MORE
TLSの大学院クラス
年々留学生の学歴が上がってきており、それに合わせて大学院進学希望者の数も増えてきています。大学院の準備をするためには、だいたいどのくらいの日本語のレベルが必要だと思いますか。TLSの大学院指導はN4レベルという初級段階から始まります。大学院に行きたい学生はすでに十分な高等教育を受けてきた学生たちですから、日本語のレベルが知識のレベルではないわけです。そのため、大学院希望の学生た…READ MORE
「TLSの勉強って・・・」
みなさん、こんにちは。ゴールデンウィークも終わり、日本はすっかり春です。もしかすると、1年で一番いい季節なのかもしれません。TLSの目の前の公園には花が咲き、木々の緑の色もとてもきれいです。 さて、私はよく海外にいる日本への留学を考えている学生と会うことができます。そこで質問される一番多いことが「TLSの勉強って何が特別ですか?」という質問です。 私はだいたい2つ答えます。 一…READ MORE
「TLSの学生のいいところ」
先週から新学期も始まり、そろそろ学校も落ち着いてきました。TLSの教職員は朝や夕方、時間があるときには学校をピカピカにしています。 そんな時、「先生!手伝いましょうか?」「先生、私、持ちます。」こんな声をかけてくれる学生が非常に多いのです。 学生の私への声のかけ方はその学習段階でさまざまです。時には、何も言わずに、手伝いを始めてくれる学生もいます。 日本語能力を高める!という一…READ MORE
『自分を知る-JJM-』
誰でも自分のことを知りたいと思います。 『自分にはどんな能力があるのか?』 『自分は何ができないのか?』 『自分の体はどこが悪いのか?』 『自分の性格はどんな性格なのか?』 日本語の力だって知りたいですよね。でも、言葉の力を測ることは、とても難しいのです。クラスの漢字のテストが満点だったら、日本語の力はあるってことでしょうか。そんなことないですよね。そのように全ての日本語の力は…READ MORE
新しい東洋言語学院
4月から私たちは新しい校舎で授業を始めます。200名を越える学生たちを迎える準備ももう終わりました。 まだ学生たちのいない校舎でこれからのTLSのことを考えます。 『私たちが学生やその家族、また社会の方々にできることはどんなことだろうか。』 『学生を幸せにする日本語教育ってどんなものだろうか。』 『日本に来てよかったと思ってもらえる日本語学校って・・。』 日本語学校というものは…READ MORE
2012年度作文コンテスト 最優秀賞作品②
午前クラスの中でダントツで票を集めた作品です。テーマに対して非常に独創性があり、この学生ならではの作品でした。日本語の正確性はもちろんですが、日本語のレベルを超えたアイディアの部分で最も評価された作文です。 2012年度作文コンテスト 最優秀賞作品 世界の共通のルールのように、「嘘をついてはいけない」という暗黙の約束がある。大きな嘘(他人の財産を騙し取るなど)なら犯罪にもな…READ MORE
2012年度作文コンテスト 最優秀賞作品①
午後の学生にもかかわらず、午前クラスの学生をしのぐほどの作文でした。自身の経験が見事に描写され、読み手がイメージしやすい作品でした。 2012年度作文コンテスト 最優秀賞作品 嘘を一生に一回もついたことがない人がいるだろうか。いるんだとしたら、その人はたぶん嘘をついているだろう。ならば、嘘をついたときの気持ちを思い出してみよう。 なぜ嘘は世界中で約束をしていないのについて…READ MORE
目標
11月もいよいよ最終週となり、今年もいよいよ終わりに近づいたとの感を強くする今日このごろです。寒さも深まり、冬到来を感じさせます。今年最後の日本語能力試験まで後一週間ほどです。学生さんたちの表情にもピリピリとしたものが 感じられ、いよいよだなとの思いを強くしています。学生さんたちには、これまで培ってきた日本語力をいかんなく発揮して所期の目標を達せられんことを心より祈っています…READ MORE
年末の日本語検定に向けて
新学期が始まり2週間がたちました。気候もやっと秋らしくなり、朝夕は肌寒さを感じる今日このごろとなりましたが、今学期は、11月の日本留学試験、12月の日本語能力試験と学生の将来にも関係する大切な試験があります。 日本語学習は、試験のためにするものではなく、日本を知り、日本文化を体験し自分たちの視野を広げ、国際化が叫ばれて久しい現在および将来の有為な人材となるための素養とするも…READ MORE