聴講生

日本での新しい生活を生きる

近年の国際化に伴って、留学だけでなく、様々な目的で来日し、日本で生活を始める外国人の方々も年々増加してきています。
そんな皆さんの希望は、

● アルバイトを見つけたい/就職したい
● 日本語能力試験に合格したい
● 日本で生活していくために必要な日本語を勉強したい
● 子供を幼稚園や保育園に通わせるのに、まず自分が日本語を学びたい

と様々。
私たちの学校にはこのような目的の方が数多く在籍しています。
学校見学、授業見学は毎日受け付けています。当校の日本語教育に興味をお持ちの方はまずは東洋言語学院事務局までお問い合わせください。

4つの特徴

就職に強い

まずは、自分の国と日本の就職活動の違いを学ぶ必要があります。TLSから就職した先輩からのアドバイスを聞き、外国人の就職をサポートしている企業から内定獲得までのノウハウを習得します。そこからは会社選び、求められる書類の作成を学校職員がひとり一人サポートしていきます。面接も一般的なものから想定される最も厳しい方法まで、いくつかのタイプを行うので、どこへ行ってもしっかりと自己アピールができるようになります。就職が決まるまでは、週に一回は担当教員と相談しながら、現状認識を行うことで、就職の可能性をぐっと高めていきます。

就職状況

2019年4月に新設された在留資格「特定技能」を導入する日本企業も増え、グローバル人材の採用に積極的になっています。実際、2019年における留学生の日本企業への就職状況は就労ビザ取得数においても30,947件と前年度より19.3%増加しています。(法務省HP「外国人の日本企業等への就職状況」参照)

こんなことまでやっています!

東洋言語学院は日本最大手の「洋服の青山」の方々にご協力いただき、正しいスーツの着こなし方を教えていただいています。学生達は「こんな細かいことまで?」が一つの内定につながるということを、しっかりと理解することができるようになりました。

アルバイトに強い

日本に来て生活が安定してくると、家計のため、就職へのステップのためにとアルバイトを始めることがあります。当校では学期に一度、アルバイト説明会を開き、アルバイト情報を提供しています。それとともに、学生ひとり一人に職員がついて、応募する上でのマナー、履歴書の書き方・提出の方法、そして、アルバイトをする上での注意点をしっかり知ってからアルバイトにチャレンジすることができます。

会話に強い

東洋言語学院では、読む・聞く・書く・話すの4技能をばらばらに勉強することはありません。私たちが日常生活で行うコミュニケーション活動はとても複雑で、常に4つの技能は複合的に使われています。特に「話す」能力は4技能をつなげる役割を担うことが多く、初級学習時から力を入れていきます。授業では場面や話題を設定して、場面ごとにどう話せばいいかを考えながら練習していきます。カリキュラムの中には地域の方々に定期的に参加していただく内容がふんだんに含まれており、実生活で使う前に「失敗できるチャンス」を数多く用意しています。また学校には30を超える国々からの学生が在籍しています。授業の内外で様々な国の学生との日本語コミュニケーションも楽しんでください。

JLPTに強い

受験級 全国
合格率
TLS
合格者数
TLS
合格率
2021年
第1回
N1 -- 15 68.2%
N2 -- 29 78.4%
2020年
第2回
N1 45.2% 28 68.3%
N2 55.9% 70 73.7%
2019年
第2回
N1 30.8% 17 68%
N2 35.8% 69 78.4%
2019年
第1回
N1 29.3% 11 78.6%
N2 36.0% 40 78.4%

※2020年第一回試験は新型コロナウィルスの影響により実施されませんでした。

東洋言語学院では、日本語能力や目標に合わせたクラスを設置しており、初めて日本語を勉強するクラスでは、東洋言語学院オリジナルテキスト「CHANGE」を活用しています。
一方的に先生の話を聞くだけではなく、授業の中で自ら発信することで、学内での勉強面でも学外での生活面でも「使える」日本語が習得できます。
学生が自ら日本語学習の基礎を固め、効率的に伸びていける基盤をつくることで、JLPTでの高い合格率、得点につながります。

VOICE

Shalini

2020年7月より受講

2014年に、仕事のために来日しました。当時勤めていた会社ではソフトウェア開発を手掛けるエンジニアとして働いていましたが、社内公用語は英語という職場環境、日本語でのコミュニケーションはおろか、ひらがなカタカナも読めない日々が続きました。数年後、出産・育休を機に退職し、現在は子育てに専念していますが、子供がある程度手が離れたらエンジニアとして日本の企業に再就職したいという目標を立て、東洋言語学院に入学しました。N4レベルからスタートし、現在はN2レベルで学習中です。3か月で1つのレベルを学習するペースが自分には最適と感じているし、なにより先生方が根気強く向き合ってくれる授業で、文法の力がどんどん伸びていることを感じています。授業外でも質問をすると理解できるまで何度もいろんな方法で教えてくれるので助かっています。今後は、苦手な聴解を克服して、日本人とスムーズなコミュニケーションがとれるエンジニアを目指します。

楊 昆

2021年4月より受講

2016年に就職のために来日しました。もともと、大学時代に第二外国語として日本語を学習していてJLPTのN2レベルに合格していたこともあり、新しく日本で生活を始めることに抵抗はありませんでした。しかし、就職した企業は外資系、社内公用語は英語。しばらく日本語を使わないうちに忘れていきました。業種も職種も異なる仕事に挑戦したいと思い、2019年に日系企業に転職しましたが、社内会議や顧客対応では日本語力の不足が原因となり、満足な結果を残すことができませんでした。日本でのキャリアアップのため、いったん仕事を離れて日本語の学習に集中することを決め、日本語学校を探し始めました。TLSでは学生の目的に沿ったプランやサポートが確立されていて、特に自分にとっては面接練習や履歴書添削のサポートを魅力に感じました。今後は、日本語力を伸ばし、自信を持って次の就職活動に臨みたいです。

概要

東洋言語学院では家族滞在ビザや定住者ビザ、ワーキングホリデー(特定活動)ビザ等日本に滞在するためのビザを既にお持ちの方を聴講生と呼んでいます。入学時に改めてビザ申請を行う必要がないため、選考料等もいただいておりません。

出願資格 日本に滞在するためのビザを既にお持ちの方
クラスレベル N5~N1、N1超級レベル
入学時期 4学期制(4月、7月、10月、1月)
コース期間 3ヶ月(更新可能)
授業時間
(半日制)
週5日 月曜日~金曜日
午前クラス 09:10~12:25(45分×4コマ) 途中休憩15分
午後クラス 13:10~16:25(45分×4コマ) 途中休憩15分
出願締め切り 入学開始日の1週間前まで
(定員を超過する場合は次学期以降の入学予約とさせていただくこともあります
入学願書 ダウンロードはこちら
入学金 30,000円(初回のみの支払い)
学費 174,000円/3ヶ月(テキスト代、イベント代等含)
合計 204,000円

授業見学

学校を知るには、授業見学がいちばんです。当校には初級・中級など各レベルに分かれたクラスに加え、進学(専門学校・大学・大学院・美術大学)、就職を目標としたクラスがあります。皆さんの日本語学習の目的に合わせたクラスをぜひ見学してみてください。

プレイスメントテスト

入学を希望された方は、まずクラス分けのために、プレイスメントテスト(JJM)を受けていただきます。その結果と希望進路を受け、担当教員とのカウンセリングによってクラスを決定します。