カリキュラム

日本語を使って「できる」ことが増えるカリキュラム

各クラスでは文法や語彙といった基礎能力はもちろん、学んだ知識を使うために、話す・聞く・書く・読むの2つ以上のスキルを結びつけたタスクをふんだんに行います。「わかる」から「できる」、実践的な日本語力を身につけます。

「日本語教育の参照枠」とは

ヨーロッパの教育制度を参考に作られた、日本語の学習・教え方・評価に関して、日本語教育に関わる全ての人が参照できる共通の指標のことを言います。文部科学省の認定のもと日本語教育機関を運営するためには、この枠組みの中で、それぞれの学校が個性あるカリキュラム運営をすることが求められています。文部科学省が運営するホームページでも情報が公開されています。

キャリアデザイン進学専攻/就職専攻

TLSの1学期は3か月、1学期に一つずつクラスレベルが上がっていきます。A1からB1レベルまでの基礎日本語を学習した後は、進路別に分かれてB2レベルの日本語を習得していきます。

※入学時期によって到達できるレベルが変わります。

始めよう!

進学専攻

学内外の日常生活を想定した24の実践的課題や、グループワーク等の主体的な学習を通し、実際のコミュニケーションに必要な日本語力を身につけます。限られた語彙でも「わからない」と相手に伝え、身振りや翻訳アプリ等の工夫(コミュニケーション戦略)を駆使してやり取りを継続し、必要な目的を達成できる力を目指します。また、学習支援システム「My Study」による継続的な復習環境も完備しています。

就職専攻

日本で生活する上での土台となる、基礎的な日本語力の定着を目指すレベルです。自己紹介や家族、趣味といった身近な話題に加え、買い物や交通機関の利用、学校の手続きなど、日常生活の基本的な場面で簡単なやり取りができるようにします。また、困った状況に直面した際には、簡単な日本語や身振り、スマートフォン等を活用して自ら進んで助けを求めたり、必要な情報を得たりする方法も学びます。

トピック

教室の中のことば・レストラン・職務質問・ゴミ捨てのマナー・日本のルール・旅行の話・メール etc.


Can-do記述文(例)

【聞くこと】
天気や自己紹介、得意なこと・苦手なことについての話を聞いて内容を理解できる。
【読むこと】
外国人旅行者の体験談や趣味、プレゼントについて書かれた短い文章を読むことができる。
【やり取り】
日本のものについて質問したり答えたり、自分の希望や学校を休んだ理由を伝えたりすることができる。
【発表】
自分や出身地について紹介したり、場所の特徴やそこでできることについて説明したりすることができる。
【書くこと】
自分の日常生活や服装、日本語を勉強する理由や卒業後の進路について書くことができる。

一歩を踏み出そう!

進学専攻

学内外の多様な場面で自信を持って応答し、自ら行動できる力を育てます。30の行動課題や19の身近な話題を通し、日本語での課題達成を重視。毎日の漢字学習で読み書きの土台を固めつつ、A2レベルの教材を用いて文章や図表から必要な情報を読み取り、推測・理解する力を養います。授業は教師から学ぶチュートリアル型と、実際の場面を想定した実践体験型を組み合わせ、体系的な知識と表現力を身につけます。

就職専攻

日本での生活や将来の就職活動を見据え、自身の目標や希望する仕事、志望動機などを簡単な日本語で説明・記述する力を養います。日常生活や仕事に関する話題において、相手の話の要点を理解し基本的な会話ができることを目指します。また、困った際には周囲の人やスマートフォンを活用して自発的に情報を得る方法を学ぶほか、多文化協働の交流を通した実践的なコミュニケーション力の向上も図ります。

トピック

敬語の考え方・日本人の話し方・指示やサイン・病気・将来の目標・いろいろな面接 etc.


Can-do記述文(例)

【聞くこと】
日本に来た目的、学校や職場のルール、地球温暖化などの社会問題についての話を聞いて内容を理解できる。
【読むこと】
日記や手紙、アルバイトの問題点について書かれた文章を読んで理解できる。
【やり取り】
相手を傷つけないように依頼したり、失礼にならないように断ったり、職場や学校で円滑な人間関係を築くためのやり取りができる。
【発表】
自分の生活や仕事の目標について具体例を挙げながら話したり、ニュースを読んで分かったことや日本語学習について発表したりすることができる。
【書くこと】
将来のキャリアプランや日本語学習の目的について書いたり、二つの情報を比較しながら自分の考えをまとめたりすることができる。

人間関係を作ろう!

進学専攻

社会的テーマを含む26の行動課題や74の中級文型を通し、客観的情報に基づき日本語で考え伝える力を育てます。相手の立場に配慮した丁寧な表現や、効果的なコミュニケーション方略、テクノロジー活用も網羅。問題解決型アプローチのもと、チュートリアル型と実践体験型授業を組み合わせ、ディスカッションやグループワーク等を通じて、日本語で課題を解決する力を伸ばします。進路に結びつく高度な運用力を目指します。

就職専攻

将来の目標や具体的なキャリアプランを論理的に説明する力を養います。仕事や日常生活に関する多様な話題を深く理解した上で、自らの考えを的確に相手に伝えながら、円滑に意思疎通を行う練習を重ねます。さらに、日本社会や多文化環境への理解を深めるだけでなく、実際の就職活動で直結して必要となる、各種応募書類の執筆や志望動機の作成についても実践的に学習し、進路実現に向けた強固な基盤を築きます。

トピック

ファミリーレストラン・ステレオタイプ・ネットショッピング・インターネット情報・アンケート etc.


Can-do記述文(例)

【聞くこと】
これから挑戦したいことや将来のキャリア、職場や学校生活のルールについての話を聞いて理解できる。
【読むこと】
接客で使われる表現や災害時の行動、職場や日常生活に関する体験談など、日本で安全に生活し働くために必要な情報を読むことができる。
【やり取り】
同僚や友人の悩みを聞いてアドバイスをしたり、お知らせや制度について質問したり、身近な社会問題について意見を出し合ったりすることができる。
【発表】
自分の性格や考え方、社会や自分自身の変化について説明したり、仕事や生活に役立つサービスを紹介したりすることができる。
【書くこと】
職場や学校の責任者に連絡文や手紙を書いたり、日本のルールやマナーについて説明したり、自分の興味のある分野のニュースや改善案をまとめたりすることができる。

話題を広げよう!

進学専攻

このレベルは、高等教育機関への進学を控えた学習者が、主体的に学び自らの考えを発信する力を養う最上位クラスです。単なる語学修得にとどまらず、「相手にとって価値のある情報の伝達」を重視し、進学後に必要な学びの姿勢を育てます。
授業は行動中心アプローチに基づき、社会的テーマや書評を用いた読解、調べ学習、発表、討論を中心に展開。情報を分析し、根拠を持って説明する経験を重ねます。また、これまで培った学習方略を振り返り、目的に応じて使い分ける高度な日本語運用能力も磨きます。
自ら問いを立て、調べ、発信する総合的な日本語力と学習力を身につけ、進学後も主体的に学び続ける土台を築きます。

トピック

人間と動物の違い・多様な働き方・差別・日本の未来・子供の問題 etc.


Can-do記述文(例)

【聞くこと】
日本語学習の難しさや子どもたちの将来の職業、ライトノベルを読む長所についての話を聞いて理解できる。
【読むこと】
人のコミュニケーションの特徴や科学研究の問題点、若者たちの新しい価値観について書かれた文章を読むことができる。
【やり取り】
仕事先での人付き合いやグループワークの進め方、SNSと幸福度の関係について意見交換できる。
【発表】
子どもの頃の将来の夢や自分の本の好み、SNS上の会話の特徴について話すことができる。
【書くこと】
昔体験した印象的な出来事や、外国語を学ぶ意味、「大人」とは何かについて自分の考えを書くことができる。

進路別クラス

B2レベルは、自立して専門的な学びや業務を行える、実務・学問の入り口、スタートラインと言えます。東洋言語学院では、日本語学習を初級から始めて1年でB1レベルを学び終え、2年目からB2レベルの学習を始めます。JLPTのN2やN1、EJUなどの日本語の試験も視野に入れ、資格としての日本語能力が証明できるようになります。
ここからはみなさんひとり一人の日本語学習の目的に合わせた進路別クラスでキャリアの実現にチャレンジしていきます。

5PLAN

進路別クラスはこちら5-PLAN

JCT教育システムとは詳細を見るカリキュラム詳細を見るTLSオリジナル教材 CHANGE詳細を見る学習成果(JLPT・EJU)詳細を見る進路決定情報詳細を見る