文化庁届出番号 H29070513016


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TOPICS

留学生、先輩日本語教師とのふれあいの中で、楽しみながら日本語教師としての自信を身につけます。また、実習を多く用意したカリキュラムにより、9ヶ月で少しずつ力を身につけ、修了の翌日から即戦力として現場に立てる講師を育成します。

定 員 20名
対 象 学士の資格を有する方
カリキュラム 文化庁届出済420時間養成講座
受 講 料 540,000円(税込)

日本語学校「東洋言語学院」だから実現できる教育の質 日本語教師養成講座 3つの特徴

ポイント1:35ユニット・6セッション学習

日本語教師養成講座 3つの特徴 1

東洋言語学院の日本語教師養成講座では、文化庁指針420時間カリキュラムを35ユニットと6セッションに分け、テーマごとに1週間完結で授業を行います。まずは、日本語教師が留学生相手に行う実際の授業を生で見学したうえで、必要な理論や技術を身につけていきます。1ユニット修了時には、自分が教壇に立った時に「できること」が増えることを意味しています。初学者の方でも、少しずつ自信がつき、教壇に立てる実力を身につけることができます。

1週間の学習イメージ

1ユニットは、模擬授業など実践的な授業で完結しています。常に見学→理論・技術→実践という流れで学ぶことで、教育現場を意識して実践的に学ぶことができます。

ポイント2:リアルな学習環境

日本語教師養成講座 3つの特徴 2

良い授業をするための第一歩は、留学生の言葉や文化を知ること。日本語学校併設という特色を生かして、留学生の授業見学や留学生の学校イベントなどにも参加することで、普段から留学生とふれあうことができます。また、現役の日本語教師から話を聞くチャンスもご用意。質問や相談も自由にできるため、回り道をすることなく、効率的に日本語教師になる道をサポートします。

ポイント3:実習中心の授業

日本語教師養成講座 3つの特徴 3

東洋言語学院では、教科書の「教え方」や教科書を「前から順番に教える方法」を教えるのではありません。授業力に特化したコースのため、現役の日本語教師が、本当に現場で必要になるものだけを厳選してカリキュラム化しました。実際の日本語教師の授業を見学した後に、声の出し方、教室での立ち方、質問の仕方など、教授技術をしっかりと学ぶことができます。

学習スケジュール

STEP1

4〜6月:授業の準備に必要な基礎知識を学ぶ

日本語教師を目指すうえで、はじめて出会うのが日本語の初級文法。留学生に向けて、解説するために必要な知識を整理して学びながら、授業での声の出し方、動き方、板書などの教授技術をバランスよく学びます。

代表的なユニット例

日本語教師の仕事を知る・日本語の特徴・コミュニケーション理論と授業・コミュニケーションと音声・学習困難点1-授受表現-・授業の形 他

STEP2

7〜9月:自分の教え方の特徴を知りスキルアップ

現在の言語教育で、一般的に利用されている様々な理論を、実際の授業にどう応用するかを学習。模擬授業は20回を超え、受講生それぞれの課題が明確になっていく時期です。講師と相談をしながら、課題を克服します。

代表的なユニット例

教室内発話・IT利用と作文指導・異文化コミュニケーション・敬語・読解ストラテジー・授業のデザイン 他

STEP3

10〜12月:就職に向けてラストスパート

日本語学校でよく使われている教科書や留学生のバックグラウンドを理解することで、授業の質を高めます。また、一人ひとりのニーズに合わせて、就職に必要な知識、求められる技術を身につけていきます。

代表的なユニット例

教材研究・異文化接触・日本語の語彙の特徴・世界と日本・論文指導法・授業の見直し 他

主なカリキュラム

初級文法における動詞の活用

このユニットでは、初級で必要な動詞の変化の種類とその教え方を学びます。

IT利用と作文指導

作文の授業で忘れてはいけない、基礎的な知識とマッピングを利用した作文指導法を学びます。

教科書分析

現在出版されている教科書の特徴を知りながらどの教科書を使っても授業ができるようになることを目指します。

ロールプレイ

授業内におけるタスクの種類を学び、その中でもロールプレイのデザイン方法を学びます。

プロジェクトワーク

授業での効果的な机の配置や、グルーピングの理論を取得し、プロジェクトワークのデザインを学びます。

日本語業界を知る

日本語教育が置かれている現代社会の状況と来日する留学生の進路の種類、そのために必要な知識を学びます。

時間割

先輩からのメッセージ

上西 美緒さん

上西 美緒さん

前職で自分の指導を通じて後輩が成長していく姿を見た際に感じた喜びがきっかけ。教育業界で働きたいと転職の活動中に日本語教師と出会う。その後TLS日本語教師養成講座を受講し修了後は東洋言語学院で非常勤講師として働く。<教師歴2年目>

新たな日本を発見

日本語教師養成講座を探している際は実習が多い講座の受講を検討していました。そこで出会ったのが東洋言語学院です。カリキュラムが独特で理論を学んだあとにすぐに実践できる流れが魅力的でした。直接現役の日本語教師から貴重な話を聞けたこともこの学校を選んだ決め手です。
教師をしている今、感じることは日本語教師を通じて新たな日本に出会い刺激を得られること。学生と話をしていると普段は気づかないような日本の良さ、日本の文化、そして他の国とは違う日本を発見できます。学生が興味を持つのは今まで私が気づくことのできなかった新しい日本です。日本について普段友人と話すことはないので学生との会話では違う見方で日本を感じることができ、毎回新しい刺激をもらっています!

受講を検討している方へ

最初は教えるということに慣れるまで大変かもしれませんが、9か月間を通じて少しずつ慣れてくるので頑張ってください!!

熊谷 亜矢さん

熊谷 亜矢さん

出産、子育てを経験し、子供が幼稚園に上がると同時にいつか挑戦しようと思っていた日本語教師に挑戦することを決意。2020年に東洋言語学院日本語教師養成講座を受講後、東洋言語学院非常勤講師として勤務開始。<教師歴1年目>

子供たちにママも頑張っている姿を見せたい

海外好きな母親から影響を受け、自身も海外の文化、考え方、食事が好きになり、昔から外国に関わる仕事をしてみたかったのですが、一歩が踏み出せずにいました。そんな時、地域新聞でTLSの記事をみて「挑戦してみよう!」という気持ちになり受講を決意しました。
家では子供たちに「がんばれ」「挑戦しよう」と言っているけれど、実際に私は頑張っている姿を見せられていない。そんな思いもあり、挑戦に踏み切りました。
私生活と授業を両立するコツは、週の最初になんとなくのスケジュールを組むこと。いつ買い物に行く、いつ講義を受ける等ざっくりとでも1週間の予定を立てて無駄なく過ごすようにしていました。
これからは、学生それぞれが持つ「学ぶ理由」を大切に、使える日本語を教えられる日本語教師になりたいです。

受講を検討している方へ

今回チャレンジしてみて何かを始めることに遅いということはないということを強く感じました。子育てに専念してからは自分のチャレンジはできないと思っていましたが、私にもできたと自分に驚いています。子供が幼稚園に行っている間に講義を受けられるので、私のように子供がいるお母さん、お父さんもチャレンジしやすいと思います!

海老原 二郎さん

海老原 二郎さん

外国籍の友人が増え、日本語を教えることで自分が役に立てるのではと思ったのをきっかけに日本語教師養成講座を受講。修了後東洋言語学院で非常勤講師として働く。<教師歴3年目>

日本語教師で国と国の橋渡し

教師になった今は学生との信頼関係を大切にしています。学生数は20名前後ですが、一人一人を大切に「1対1」を意識して授業をしています。日本語教師をしていて嬉しいと感じることは、わかっていない学生に理解してもらえるよう試行錯誤し、「わかった」と言ってもらえる瞬間です。一方的に日本語を教えるだけではなく、学生の文化や背景を理解したうえで授業をするよう心掛けています。
今後も国と国との橋渡しをしているイメージで相互理解ができる教師を目指しています。

受講を検討している方へ

長いようで短いあっという間の9ヶ月、講座が修了した暁には新しい自分が発見できます!

講師紹介

徳山 隆先生

講師 徳山 隆

1972年 慶応義塾大学文学部卒業
1976年 東京芸術大学音楽学部卒業
2007年 昭和女子大学大学院博士前期課程言語コミュニケーション専攻卒業
ザルツブルグ、ニューデリーへの留学経験を持ち、 大学卒業後は、倫理・英語の高校教員として教壇に立つ。
その後、自己啓発プログラムの講師として1万人以上の社会人を担当する。 2000年以降は日本語教育に携わり、現在は東洋言語学院学校長を務める。

日本語学校における教員は、クラスを円滑に運営するために人間的正直さや自己確信なども問われます。母語である日本語を客観視することで自分を識り、それを外国の方に広めるとても大切な仕事です。日本語や日本文化への関心がどんどん高まり、日本語教師はまさに21世紀型の職業と言えるでしょう。ぜひあなたの力を貸してください。

石川 真弓先生

講師 石川 真弓

2010年 横浜国立大学教育人間科学部卒業
2012年 日本語教育能力検定試験合格
2013年 420時間日本語教師養成講座修了
2015年 東洋言語学院に非常勤講師として入職、現在は専任講師となり教務部主任として活躍中。

検定試験に向けた勉強、420時間で学んだこと、社会人の経験、これまでの全ての経験や知識が授業に繋がっています。ただし、そんな今まで培ったものを伝えることはそれほど簡単ではありません。その経験を伝える技術こそが教授法なのではないでしょうか。みなさんにもみなさんにしか伝えられないことがたくさんあります。ぜひ、お手伝いをさせてください。

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