2014年度作文コンテスト 最優秀賞作品①

 現在の胡さんが考える世界の問題点と、そして自分の両親との関係から考えたことを結びつけ、これからの社会につい自分の意見が述べられています。夢が持てるということの価値について考えさせられた作文でした。

2014年度作文コンテスト 午前クラスの部 最優秀賞作品

 私が考えた良い社会は誰でも自分の夢を追求できる、努力すれば誰でも夢を実現できる社会である。
 今の社会がそうではないかと言われれば、そうでないと言える。実際、多くの人は生活をすることすら難しい環境で暮らし、夢を実現することが不可能になっている。
 私の国ではこんな子供たちがいた。彼らは年から離れた山の奥に住み、学校は週三日で、教科書も時代遅れなものである。大都市の子供より何倍の努力をして競争に勝って大学に行くか、農民になって土地を継ぐかという2選択しかない。私の父はそのような子供だった。父は家からの期待を背負ってたくさん勉強して、大学に入ることができた。しかし、子供のときは英語を教える先生がいなかったので、英語の勉強が遅れ、留学の夢を実現できなかった。
 私は、今、日本に留学しているが、それは父と母ががんばって稼いでくれるおかげである。私よりずっと貧しい子供もこの世界にたくさんいる。戦争で癒えや家族を失い、一冊の絵本すら持っていない子供もいる。世の中では、「努力をすれば夢を実現できる」と呼びかけているが、まともな生活もできず、勉強もできない子供にその言葉が使えるのだろうか。
 私は留学し、一歩一歩、夢に近づくたびに、その子供たちのことを思い出す。もし、世界の人がみんな教育を受けることになって、理想の自分になれれば、この世界はきっともっと平和になるだろう。
 「人は皆幸福を追求する権力を持つ。」これを可能にするのは一人ひとりの平和や公正な環境を作る努力である。誰でもがんばれば夢を実現できる。これこそが私が考えた良い社会である。

大学1クラス 胡 淑君


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