TLSの大学院クラス

年々留学生の学歴が上がってきており、それに合わせて大学院進学希望者の数も増えてきています。大学院の準備をするためには、だいたいどのくらいの日本語のレベルが必要だと思いますか。TLSの大学院指導はN4レベルという初級段階から始まります。大学院に行きたい学生はすでに十分な高等教育を受けてきた学生たちですから、日本語のレベルが知識のレベルではないわけです。そのため、大学院希望の学生たちは、日本語のレベルを彼らの知識を表現できるレベルにすることが目標となります。結果的に、大学院の進学準備をしているとN1程度の日本語能力には自然となっていきます。

また、本当に表現したいことを言えないもどかしさ、読みたい論文を読めない悔しさが、大学院進学希望の学生の大きなエネルギーとなります。

学生たちは共通のスケジュールを講師の指導によって進めていきます。そこで使われる教材や資料は日本語の段階的なレベルに対応していません。そのため、N4の学生にはかなり難しく、N2の学生にも難しいようなものばかりです。しかし、そのように「今の自分」と「求められるレベル」のギャップを感じながら自分の力で学習を行うからこそ、大学院進学後の専門書とも向き合えるのです。文献を読むことこそが、大学院での最も大きな仕事なのです。

「獅子は我が子を千尋の谷に突き落とす」ということわざがあります。本当にライオンがそんなことをするかどうかは別にして、TLSの大学院クラスはまさにそんなクラスです。でも、ちゃんと谷から這い上がれない学生、難しすぎてあきらめてしまう学生がたくさんいるのではないかと思うでしょう?

大丈夫。とても難しい授業をしているようですが、担当する講師たちがそっと気づかないように上に上がる階段を作ってあるのです。苦しい、あきらめよう!そんなときに、学生がその階段を見つけます。だから、どんな学生も自分の力で谷から上がって来られるのです。

2013年5月14日 東洋言語学院 教務主任 伊東 隆作


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