目は口ほどにものを言う

 日本語には多くの慣用句という表現があります。
 その一つに、「目は口ほどにものを言う」というのがあります。日本では分かりきったこと、言わなくてもいいことは言わないという察しの文化があります。分かりきったことをわざわざ言うのは、ヤボであり、相手が分からないだろうと思っていることを意味し、むしろ相手に対して失礼なことと考えられます。これは文化であり、日本で暮らすときには慣れなくてはならない必須事項です。
 「日本人はものをはっきり言わない」、「何を考えているか分からない」とよく言われますが、それは相手のことを考えてのことであり、相手にいやな思いをさせないための配慮です。
 どこの国にもそれぞれの文化があります。お互いの文化を尊重しあわなければなりません。文化相対主義が世界の主たる考え方となっているのもそのためです。外国語を学ぶ際には文化もあわせて学ぶことが必要と言われるのもよく分かります。

2012年4月13日 東洋言語学院 藤岡 澄人


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