「感動を与える作文」 ~平成24年度作文コンテスト

 12月7日に作文コンテストが行われました。今回のテーマは「嘘」でした。
なぜ、人間は人種や地域を越えて、「嘘をついてはいけない」というルールを同時発生的に持っているのかという問いに皆が向き合いました。
 TLSの作文では、その内容だけでなく、その内容を光り輝かせる技術も重要になります。内容とは相手に何かを気づかせたり、考えさせたり、相手の心を動かすメッセージであったり、説得力であったりです。そして、技術とは、疑問を投げかけてから始めるスタイルや、結論の見せ方などで、9ヶ月の勉強の成果が現れ、様々なスタイルの作文を読ませてもらいました。

 その中で最優秀賞になったのはソセツエイさんとジョンアラムさんでした。ソさんは、人間の繁栄の歴史を振り返りながら、議論を種としての人間に広げていきました。人間と他の生物の違いは何なのか?彼女は嘘を通じて、社会性の強い生物である人間の強さや弱さを論じていました。また、ジョンさんは嘘をついたことのない人などいないという前提に立ちながら嘘は経験を通じて、人間がいけないものとして獲得する知恵だという議論を展開し、自身の経験を鮮やかに書き上げました。
 TLSの教育は答えを探す教育ではないといつも思っています。今回の作文では私たちは「きっとこんな内容の作文を書くはず!」と事前に話し合いました。そして、その予想を裏切る作文を期待しました。
 私はほとんどの作文に目を通しましたが、日本語のレベルを超えて、私の予想を裏切る作文の多さに驚かされました。
 改めて、学生のイマジネーションは私達を超えていることを感じさせられた今年の作文コンテストでした。

2012年12月11日 東洋言語学院 伊東 隆作


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